
恋愛映画の金字塔
「タイタニック」という映画を観たことはあるだろうか。素晴らしい主題歌と印象的なシーンも相まって有名なので、観たことはないにしても大まかなあらすじは知っているという人は多いことだろう。
かつて大ヒットを記録し、二十年以上前の映画でありながら現代の若者でも知っているような、恋愛映画の頂点とも言うべき作品だ。
女には恋愛映画が好きな人が多いものだが、この「タイタニック」に関しては、特に恋愛映画好きな女性でなくても批判的な意見は聞いたことがない。
女の恋愛、その真髄!
しかしこの映画、いかにロマンチックにドラマチックに悲劇的に仕立てていようとも無視できない事実がある。
それは出会って2日3日の男女がカーセックスをし、うら若き小娘が部屋で裸体を晒しているということである。
この部分に深く突っ込む女性は見たことがないし、「タイタニック」が好きということは、当然この部分も受け入れたうえで感動的だと評価しているわけである。
付き合う前にセックスするのは云々、知り合ったばかりなのに云々、御託を並べる女は多いが、実際のところいざとなったらそんなことは関係ない。
女は特に感情の生き物だ、普段の冷静な状態なら軽率だと思っていることでも、ロマンチックで運命的だと思えば突き進んでしまう。
マッチングアプリの自己紹介の、「ヤリモクお断り」という文言の儚さたるや、刹那の感情に身を任せる生物の悲しき宿命である…
映画の話題は有効
無論このような展開、要素があるのはタイタニックに限った話ではない。それどころか大抵もっと雑に恋愛に発展したりする。
そういった映画が好きならばそういう恋愛観を持っている可能性があるとわかるし、恋愛以外でも価値観を推し測ることができたりする。
話のきっかけになりやすく、広げることもできるため、そもそも好きな映画を聞いてみるというのはオススメだ。
個人的な話をすれば、「ラ・ラ・ランド」が好きな女とはとても性根は合わないが、”そういう系”だとわかれば闘いやすい人種ではある。
本当であれば「ショーシャンクの空に」が好きな相手と語りたいものだが、対戦においては関心と共感が大事だ。相手の価値観を見極め的確に対処すべし。
心得よ!
このご時世、女性と直接会話する以外でもSNSなどで女性の意見に触れる機会は多い。しかし、公に発する言葉は所詮取り繕ったものであり、そう見られたいからそう言っているにすぎない。
本当は好みの異性がいたらすぐにでもセックスしても構わない思っていたとして、そう公言する人が少ないというのは当然であろう。
ナンパされたら迷惑と言っておくし、お互いよく知らない関係ではセックスなんてあり得ないと言っておくのである。
しかし「タイタニック」が好き、と発言することは間接的に上記の発言をしているようなものなのであり、そんな女は山ほどいる。というかほとんどである。
だから女はロマンチックでありさえすれば、そこそこの関係でもセックスする生き物だと肝に銘じるべきだ。


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